産業ガスから世界を読み解くための
キーワード解説
Dictionary
産業ガス業界辞典
炭素税
【Carbon Tax】
読み:たんそぜい
炭素税とは、CO₂の排出量に応じて課税を行うというもので、カーボンプライシングの一つである。もともと1900年代の英国で大気汚染などの公害が問題化した際、アーサー・セシル・ピグーという経済学者が汚染に課税する考え(=ピグー税)を提唱したのが始まりで、その後地球温暖化問題の高まりに合わせて、79年に経済学者のウィリアム・ノードハウスが地球温暖化の原因となるCO₂に値段をつけるという〝炭素税〟の考え方を示し、今日まで続いている。
Memo
別名:カーボンプライシング / 排出権取引 / 環境税