産業ガスから世界を読み解くための
キーワード解説

LNGは液体状態の天然ガスのこと。天然ガスは海外のガス田から効率的に輸入してくるため、液化され輸入され、発電燃料や都市ガス原料として使われている。天然ガス(メタン)は、常圧でマイナス160℃で液化する。産業ガス業界ではLNGの冷熱を深冷空気...続きを読む

天然ガスを海外から輸入する際、運搬効率の向上を目的とし、マイナス160℃まで冷却・液化している。この液化天然ガス（LNG）は気下する際、1kgにつき200kcalの冷熱を発する。LNG冷熱と呼ばれるこの冷熱を無駄にせず、様々な形で利用する方...続きを読む

LNGの持つマイナス163℃の冷熱エネルギーを用いて製造された液酸・窒素のこと。輸入されたLNGは、マイナス163℃の冷熱を持っている。この冷熱のエネルギーをエアセパレートガスの空気液化や炭酸ガス製造に利用している。LNG冷熱を用いることで...続きを読む

液体酸素、窒素、アルゴンなどの液体ガスを供給するために開発された小型可搬式の液貯槽。シリンダーよりも体積当たりの貯蔵量が大きくとれるのが特長。内容積175ℓタイプが中心で月間消費量400㎥~4000㎥の供給に向いている。容器内は極低温の液体...続きを読む