産業ガスから世界を読み解くための
キーワード解説

Dictionary

産業ガス業界辞典

ミニオンサイト

【Minion Site】

読み:みにおんさいと

ユーザサイドにガス発生装置を設置してパイピングでガス供給を行うのが、オンサイトと呼ばれる供給法だが、半導体工場の隣接して300~1500/hの小型窒素ガス発生装置を設置してガス供給する事業を、鉄鋼や石油化学向けの大型空気分離装置によるオン...続きを読む

メーカーポジション

【Manufacturer Position】

読み:めーかーぽじしょん

文字通り、ガスの製造者の事だが、一口にガス製造者といっても、シリンダーガスを製造する事業者もシリンダーガスのメーカーポジションとなる。エアセパレートガス、液化炭酸ガス、圧縮水素では、実績にガスを製造している製造会社をメーカーと位置付けるので...続きを読む

メガパスカル(MPa)

【Megapascal】

読み:めがぱすかる

圧力の単位。1当たり1ニュートンの力が加わる圧力が1Pa。高圧ガスの規定は10㎏/c㎥≒1MPa。高圧ガスシリンダーには14.7MPa、19.7MPaで充填されており、FCVには70MPaの高圧水素が充填されている。

メタネーション

【Megapascal】

読み:めたねーしょん

大気中や産業プロセスから回収したCO₂と水素を反応させて合成したメタンのこと。合成メタンとも言う。既存の都市ガスインフラをそのまま使える事から、都市ガス業界の低炭素化施策の一つとして開発が進められている。課題はCO₂及び水素の確保である。

MCH(メチルシクロヘキサン)

【Methylcyclohexane】

読み:めちるしくろへきさん

ベンゼンを水素化して生成する化学物質。水素の輸送、貯蔵メディア(キャリア)として期待されている。エネルギーとして水素を活用する場合、水素は常温、常圧でガス体である事から、安全かつ安定して大量に貯蔵、輸送することが課題となっている。MCHはア...続きを読む

滅菌ガス除害装置

【Sterilization Gas Abatement System】

読み:めっきんがすじょがいそうち

医療器具の滅菌作業で使用した滅菌ガスを排出する際に無害化するための装置。滅菌ガスには発がん性があり、労働安全衛生法により作業環境濃度、人体許容濃度以下に処理しなければならない。

滅菌ガス除害装置

【Sterilization Gas Abatement System】

読み:めっきんがすじょがいそうち

医療器具の滅菌作業で使用した滅菌ガスを排出する際に無害化するための装置。滅菌ガスには発がん性があり、労働安全衛生法により作業環境濃度、人体許容濃度以下に処理しなければならない。

滅菌代行

【Outsourced Sterilization Service】

読み:めっきんだいこう

病院内で行われてきた医療器具の滅菌作業を専門会社で代行する事業のこと。

MOF

【Metal Organic Frameworks】

読み:もふ

MOF(Metal Organic Frameworks)とは、金属と有機体の相互作用によって、活性炭やゼオライトを超える高い表面積を持つ多孔質材料で、ガス吸着や分離・精製、センサーや触媒への応用が期待されている材料のこと。多様な産業分野へ...続きを読む

モレキュラーシーブスゼオライト

【Molecular Sieves Zeolite】

読み:もれきゅらーしーぶすぜおらいと

分子ふるい機能を持ったゼオライトのことで、窒素を吸着し酸素を吸着しないため、酸素PSAの吸着剤として使われている。

モントリオール議定書キガリ改正

【Kigali Amendment to the Montreal Protocol】

読み:もんとりおーるぎていしょきがりかいせい

温室効果ガスのさらなる削減のため、HFCの段階的削減を求めた規制。市場では19年から既に段階的な削減が始まっている。国内法規であるオゾン法が改正され、政府が定めたHFC削減率に基づき、事業者がHFCを販売・輸入できる量を割り当てる「HFC割...続きを読む

夜間集中運転

【Concentrated Driving At Night】

読み:やかんしゅうちゅううんてん

電力代が相対的に安価となる夜間に窒素液化サイクルのみを分離運転し、その寒冷を昼間の酸素分離に使う生産方式。窒素リッチ時代に即したエアセパレートガス生産方式となった。昼夜の電力代の差がなくなってきてからは、夜間集中運転は行われなくなってきてい...続きを読む

溶解アセチレン工業会

【Acetylene Industry Association】

読み:ようかいあせちれんこうぎょうかい

1957年に設立されたアセチレンのメーカー団体。1998年に日本産業ガス協会に統合された。

容器

【Gas Cylinder】

読み:ようき

高圧ガス容器のことを単に容器と呼ぶことがある。産業ガス業界で容器というと、高圧ガス容器、一般的にはシームレス容器のことを指す。

容器延滞料

【Detention Charge】

読み:ようきえんたいりょう

ユーザーの出荷後、一定期間(3ヶ月、6ヶ月、1年など)を経過したシリンダーに延滞料金を課す制度のこと。長期停滞容器の撲滅を目的に高圧ガス容器の早期返却を促すため、ユーザーと販売者の間で契約を結んで実施する。容器使用料とも言う。延滞料徴収のた...続きを読む

容器検査

【Container Inspection】

読み:ようきけんさ

高圧ガス容器は、容器則によって、充填後一定期間を過ぎると、所定の容器検査を受検しないと再び高圧ガスを充填できない規定となっている。再充填に当たって検査することから容器再検査ともいう。

容器再検査

【Container Reinspection】

読み:ようきさいけんさ

高圧ガス容器高圧ガス保安法で定められた一定期間を経過すると、登録された容器検査所で再検査を受けなければ、再充填することができない。主な再検査の内容は、耐圧試験、内面検査、塗装を剥がしての外観検査、バルブ気密試験となっている。

容器使用料

【Container material usage】

読み:ようきしようりょう

ユーザーに貸与した高圧ガス容器の使用料を徴収しようという制度。海外では、中味であるガスの料金と入物である容器のレンタル料金は別物で、ガス出荷日から日割りで容器レンタル料金が発生、ユーザーから徴収している。一方、日本では容器代金は、ガス代に含...続きを読む

容器塗色

【Colored Container】

読み:ようきとしょく

容器規則によって、高圧ガス容器には充填するガス種によって、外観に塗装する色が決められている。酸素は黒、水素は赤、炭酸ガスは緑、アンモニアは白、塩素が黄色、アセチレンが褐色、それ以外が灰色である。塗色する範囲は容器の表面積の1/2以上である。

容器バルブ

【Container Valve】

読み:ようきばるぶ

高圧ガス容器に搭載され、ガス流路の開閉でガス充填時の受入口となるとともに供給時には貯蔵ガスの放出、遮断を行う機能を持つ。一般産業用、医療用、半導体向けガス用と分野に応じてバルブの機能や付帯機器も変わってくる。

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