産業ガスから世界を読み解くための
キーワード解説

Dictionary

産業ガス業界辞典

廃プラリサイクルアンモニア

【Waste Plastic Recycling Ammonia】

読み:はいぷらりさいくるあんもにあ

廃プラスチックを原料に製造したアンモニアのこと。04年からレゾナックが川崎事業所で製造している。25年9月には政府の水素、アンモニア値差支援事事業として認定された。

ハイフローセラピー

【High-Flow Nasal Cannula】

読み:はいふろーせらぴー

酸素、酸素・空気混合ガスを加温加湿して最大60ℓ/分の高流量でカニューラを通して患者に供給する治療法のこと。コロナ感染症治療において、中等症Ⅱ以上の患者にも行われた。日本で保険適用となったのは16年。入院患者向けであり、在宅療法としては、2...続きを読む

爆発限界

【Explosive Limit】

読み:ばくはつげんかい

可燃性ガスは空気と混ざることで爆発する危険性がある。爆発が起こる最低濃度のこと爆発下限界、最高濃度を爆発上限界という。主な可燃性ガスの爆発限界は、アセチレン2.3~100、アンモニア16~25、酸化エチレン2.6~100、水素4.0~75、...続きを読む

パッキングトレイ

【Packing Tray】

読み:ぱっきんぐとれい

深冷空気分離装置の精留塔の中で気液接触をさせるための規則充填物のこと。アルミやステンレスのハニカム構造をしている充填物を組み合わせることで、気液の接触面積が増え、圧力損失を低減させ、深冷空気分離装置の電力原単位向上に貢献した。

バックアップ

【Backup】

読み:ばっくあっぷ

オンサイト装置が止まった際にガス切れを起こさないよう液製品を供給量をカバーすることなどを示す用語。オンサイト装置のバックアップには液以外にも、予備機を用意しておいて、トラブル時には切替える方法もある。予備機のことをバックアッププラントと呼ぶ...続きを読む

パッケージガス

【Package Gas】

読み:ぱっけーじがす

パッケージガスは、シリンダーにガスを充填したガス製品のことさす。海外での呼称で日本ではシリンダーガスと呼ぶ。

バッファータンク

【Buffer Tank】

読み:ばっふぁーたんく

余剰となったガス製品を一時的に貯めておくための容器のこと。発生装置の製造のタイミングとユーザーの消費のタイミングにずれがある場合、製造したガス製品を貯めておく必要がある。もっとも、ガス体の貯蔵となり、貯蔵量には限界がある。

パニエ

【Panier】

読み:ぱにえ

充填所内でのシリンダーのハンドリングにおいて、パニエ(かご)に複数本の容器を立て積みにしたもの。複数本をまとめてフォークリフトでハンドリングすることで、省力化,省人化に貢献する。ボンベの転倒事故を防ぐ効果もある。

パラ水素

【Para-Hydrogen】

読み:ぱらすいそ

パラ水素は水素分子中の2つのプロトンのスピン方向が異なるものを指す。

バラ瓶

【Contains】

読み:ばらびん

高圧ガス容器のなかで最も本数の多いとされる内容積47ℓのシームレス中容器のことをバラ瓶と称することがある。

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