産業ガスから世界を読み解くための
キーワード解説

Dictionary

産業ガス業界辞典

不活性ガス

【Inert Gas】

読み:ふかっせいがす

窒素、二酸化炭素、アルゴン、ヘリウムなどのそのガス自体型のガスと反応しないガスのこと。不活性ガスは防爆、パージ、酸化防止などの品質保持に使われる。

腐食性ガス

【Corrosive Gas】

読み:ふしょくせいがす

金属が外部からの化学作用で侵されることを腐食というが、腐食の原因となるガス。硫化水素、塩素、二酸化硫黄など。

沸点

【Boiling Point】

読み:ふってん

液体の飽和蒸気圧が外圧と等しくなる温度のこと。物質の沸点は一定の外圧では、物質固有の値となる。1気圧の各物質の沸点は、酸素マイナス183℃、窒素マイナス196℃、アルゴンマイナス186℃、ヘリウムマイナス269℃、空気マイナス194℃、炭酸...続きを読む

読み:ぶつりゅう2024ねんもんだい

働き方改革の一環でトラックドライバーの労働時間規制の猶予期間が2024年3月末で終了することによって発生する諸問題の総称。労働時間が制限されるため、同一時間内での貨物配送量の減少、長距離輸送での2ドライバー体制による人件費上昇などがある。産...続きを読む

不明容器

【Unknown Container】

読み:ふめいようき

ユーザーに販売後、長期停滞した容器の中で、居所が把握できないものを不明容器と呼んでいる。長年に亘って放置されたままの高圧ガスシリンダーは腐食が進み、ガス漏れや破裂事故につながりかねない。産業ガス業界では、保安確保のために長期停滞、不明容器撲...続きを読む

ブルー水素

【Blue Hydrogen】

読み:ぶるーすいそ

水素の環境価値を色分けで示したもので、化石燃料由来だがCCUSを行って大気中へのCO₂排出を伴わない水素をブルー水素と称している。

フルオロカーボン

【Fluorocarbon】

読み:ふるおかーぼん

炭素やフッ素からなる化合物で、冷媒やスプレ―噴射剤、溶媒、断熱材、発泡剤などに用いられている。高圧ガスの範疇に入る製品も多く、古くから産業ガス業界で充填、運搬、販売が行われてきた。化学的に安定した化学物質だが、オゾン層破壊や地球温暖化への影...続きを読む

プレミックスガス

【Premixed Gas】

読み:ぷれみっくすがす

2種類以上のガスを混合したものを指す。現場で混合して使う混合ガスのうち、予めシリンダーなどに一定の混合比で混ぜたガス製品のこと。レーザガスでは3種、5種混合もある

ブレンドガス

【Premixed Gas】

読み:ぶれんどがす

2種類以上のガスを混合したものを指す。現場で混合して使う混合ガスの他、予め、シリンダーなどに一定の混合比で混ぜたガス製品もある。こちらはプレミックスガスと呼ぶ。レーザガスでは3種、5種混合もある。

プロセスガス

【Process Gas】

読み:ぷろせすがす

半導体製造プロセスで使用されるガスの中で、半導体の材料となるガス(製造装置ごとに設置されたシリンダーキャビネットから供給される特殊材料ガス)のこと。

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