産業ガスから世界を読み解くための
キーワード解説

Dictionary

産業ガス業界辞典

ガスパネル

【Gas Panel】

読み:がすぱねる

半導体製造装置へのガス供給において、ガス流路や基板レールを設置し、MFC圧力センサ、圧力調整弁、バルブ、フィルターなどの構成機器を集めて配置した供給システムのこと。設置面積の削減と溶接施工ポイントの削減で不要な紺谷メーションをを防ぐ。

ガスブースター

【Gas Booster】

読み:がすぶーすたー

ガスを所定の圧力まで昇圧するための機器。常圧から加圧していく圧縮機に対して、ガスブースターは予め加圧されたガスをさらに昇圧していく機器である。

ガスミキサー

【Gas Mixer】

読み:がすみきさー

アルゴン、炭酸ガス、空気、窒素、ヘリウム、水素などの各種ガスを2~4種ミックスして混合ガスを製造する装置。2種混合は主に溶接用に使われ、3種、4種混合は主に研究所向けに使用される。

ガス流量販売

【Gas Flow Sales】

読み:がすりゅうりょうはんばい

プラントをユーザーに売り切りにするのではなく、プラントは産業ガス事業者が保有し、製品ガスを販売する方式の事を指す。産業ガスビジネスの格言「ミルクは売っても、牛は売らない」のことである。

家庭用燃料電池

【Household Fuel Cell】

読み:かていようねんりょうでんち

都市ガスやLPガスを燃料に装置内で水素を改質、FCスタックで発電し家庭に電気と熱(お湯)を供給する機器。FCCJ(燃料電池実用化推進協議会)がエネファームと商標統一した。2009年より一般発売されている。

可燃性ガス

【Flammable Gas】

読み:かねんせいがす

空気中、もしくは酸素中で燃えるガスのこと。一般則では水素、アセチレン、アンモニアがある。

可搬式低温容器

【Liquid Gas Container】

読み:かはんしきていおんようき

液体酸素、窒素、アルゴンなどの液体ガスを供給するために開発された小型、可搬式の液貯槽シリンダーよりも体積当たりの貯蔵量が大きくとれるのが特長。内容積175ℓタイプが中心で月間消費量400~4000㎥の供給に向いている。容器内は極低温の液...続きを読む

環境税

【Environmental Tax】

読み:かんきょうぜい

カーボンプライシングの一例の一つで、環境税の他、炭素税ともいう。カーボンプライシングとは、CO₂をはじめとするGHG排出量(炭素)に対して均一の価格をつけること。値段が付くことで、それまで比較検討しづらかった温室効果ガス排出削減ための費用が...続きを読む

乾式安全器

【Flashback Arrester】

読み:かんしきあんぜんき

溶接現場などで、アセチレンや天然ガスなど可燃性ガス逆火や逆流を防止する装置。安全器には乾式と水封式の2種類ある。水封式は内部に水を貯蔵し、逆火の危険がある場合はそれを放出するために装置も大きくなる。その上、最大流量が300/hと大型であ...続きを読む

気化器

【Vaporizer】

読み:きかき

低温液化ガス貯槽からガスを使用する際、昇温してガス化するための設備機器。

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