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No.783号
2014.01.01発行
ガスレビュー No.783号（2014年01月01日）
【He関連機器動向1】急速に売れ出したNMR用ヘリウム蒸発防止装置
日本サーマルエンジが今年度100台出荷を見込む
ヘリウム不足が世界的に深刻化する中、これを追い風としたヘリウム蒸発防止装置が売れ始めている。
極低温関連機器製造の日本サーマルエンジニアリングでは、NMRに的を絞った同装置を、昨年度は20台販売し、今年度は100台の出荷を見込んでいる。
【He関連機器動向2】安定、ヘリウムリークディテクタ年間21億円に回復
ヘリウム不足影響は軽微
13年度の国内需要および海外販売を含めたヘリウムリークディテクタ市場は、増税前駆け込み需要や一部ユーザーに設備投資欲が出てきたことから、前年比微増の21億円で推移しており、11年度並みの回復を見せている。
【地域市場再発見・新潟】ガス溶接機材需要9月以降回復
下越、中越主体に需要回復感
13年秋以降、新潟県内の工業ガス、溶接機材業界にとっても永らく不振をかこっていた鉄骨加工、工作機械を中心にガス溶材需要も回復への動きが鮮明化している。また、電力料金値上げに伴う価格転嫁は同年11月末にほぼ終結したとコメントしている。
【宇宙開発】大陽日酸、スペースシュミレーションチェンバー実績70台超えへ
大陽日酸は宇宙低温機器事業における主力製品の一つ、スペースシュミレーションチェンバーで納入実績71台を達成した。政府による宇宙産業振興を背景とした内需の拡大やアジアへの輸出が見込めるため、同社では更に受注活動を活発化する方針である。
ガスレビュー目次
市場分析
3
・「曇り時々晴れ、ところにより雨」工業ガス市場分野でもなく地域でもない
移ろいやすい工業ガス市場天気図
国内市場
7
・関東エア・ウォーター、つくばガスセンター稼動開始
・RITE、水素分離膜及び反応促進のための膜反応器の研究開発推進
・東京都市大学、原子力安全工学科・総研共催セミナー開催
技術レビュー
10
・岩谷産業の「エリア除電システム」とは何か
焦点
15
・液水・ヘリウム権益・中央研究所に新溶断ガス、水素インフラと設備投資案件続々スタート：岩谷産業 牧瀬雅美専務
・自動化投資加速で海外向けロボット事業強化：ダイヘン 浦井直樹常務
流通回路
25
・協栄興業、「第13回協栄会・協友会合同チャリティ忘年会」開催
・大阪高圧ガス熔材協同組合、正組合会員ピークから100社以上減少
・フジキン、2013年第5回ものづくり日本大賞優秀賞海外展開部門受賞
・サイサン、第9回産業ガス部門提案営業コンテスト開催
・ガスネット、中間決算減収減益
・エア・ウォーター、公取委審決に対して裁判所に取消提起
・大同エアプロダクツ・エレクトロニクス、東京事務所移転
・大阪府高圧ガス安全協会、平成25年度年末臨時総会開催
セミコン・ジャパン2013
28
・エレクトロニクスガス、ガス関連機器メーカーブース盛況
海外市場
31
・ハネウェル、HFO1234yfプラントに3億ドル投資
・リンデ、デュポンのカーエアコン向け新型冷媒を販売
・独ファイファーバキューム、リークテスト用ヘリウム回収装置開発
・エアプロダクツ、14年1月付でエレクトロニクス製品値上げ
・エア・リキード、15年まで年率5～7％の増収目指す
HOT ASIA PRESS
32
・エア・リキード、中国北京でSMIC向け大型窒素発生装置受注
DATA
33
・2013年工業ガスメーカー5社、公開特許取得件数
最新工業ガス関連株式市況
33
ガスレビュー指標
34
・関連機器編
第2四半期決算
35
・帝人
・フクダ電子
・ジーエルサイエンス
組織人事
36
・理研計器、小林久悦専務が新社長に就任
・インテリューション、東京多摩営業所事務所移転
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